一時帰国の準備で、意外と忘れがちなのが子どものパスポートの有効期限。
子どものパスポートは有効期間が5年なので、大人より早く期限が来ます。
さらにアメリカ生まれの子どもは、日本とアメリカの2つのパスポートが必要なことも多く、手続きがちょっと複雑です。
わが家の3兄弟も、3人とも日本とアメリカ、両方のパスポートを持っています。
この記事では、
✔ 日本・アメリカの子どものパスポートの基本
✔ 更新を始めるタイミング
✔ 日本のパスポートの更新方法(オンライン申請・出張サービス)
✔ アメリカのパスポートの更新方法(16歳未満)
✔ 二重国籍の子どもの名前のつづりの注意点
✔ 子どものパスポート写真のコツ
を、日米両方のパスポートを持つ3兄弟のわが家の体験をもとにまとめました。
これから一時帰国を予定している方の参考になれば嬉しいです。
※手続きの内容や料金は変わることがあります。
申請前に、必ず管轄の在米日本国総領事館とアメリカ国務省の公式サイトで最新情報を確認してくださいね。
まず確認!子どものパスポートの基本
- 日本のパスポート:18歳未満は5年用のみ
- アメリカのパスポート:16歳未満は5年有効
- アメリカ生まれで日米の二重国籍の子どもは、アメリカの出入国はアメリカのパスポート、日本の出入国は日本のパスポートを使うのが基本
どちらか片方でも期限が切れていると一時帰国できないので、両方の有効期限をチェックしましょう。
更新はいつから?目安は「帰国の半年前」
日本のパスポートは、残りの有効期間が1年未満になると更新(切替申請)ができます。
一時帰国の予定があるなら、出発の半年前くらいには有効期限を確認し、期限が近ければ早めに手続きを始めるのがおすすめです。
総領事館の予約が取りにくい時期や、アメリカのパスポートの処理に時間がかかる時期もあるので、余裕をもって動きましょう。
必要な書類をそろえたり、乳児や小さい子どもの写真を撮ったりするのは意外と大変で、撮り直しを求められることも。
ですので、余裕をもって申請の準備をするのがおすすめです。
航空券を予約するときにも、パスポートの情報が必要です。
日本のパスポートの更新(在米総領事館で申請)
申請する場所
住んでいる地域を管轄する在米日本国総領事館(または大使館)で申請します。
予約制の総領事館も多いので、まずは公式サイトで確認しましょう。
最近は、オンラインで申請できるケースが増えています(わが家もオンラインで申請しています)。
オンライン申請の対象や条件は、外務省や総領事館のサイトで確認してください。
また、総領事館から遠い地域では、総領事館の職員が近くの都市に来て手続きをする「出張サービス(出張領事サービス)」を利用できることもあります。
管轄の領事館に在留届を出せていれば、出張領事サービスのお知らせが届くと思いますので、ぜひうまく活用したいですね!
総領事館のサイトでも出張サービスのスケジュールやお知らせを確認できます。
わが家の場合はこんな感じです。
私たちが住んでいる州には日本の総領事館がないので、日本のパスポートは事前にオンラインで申請し、管轄の総領事館が近くに来る「出張サービス」のときに受け取っています。
そのため、いつでも申請できるわけではありません。
出張サービスのお知らせが来たタイミングで準備を始めるので、すばやく動くことが大切です。
必要なもの(更新=切替申請の場合の一般的な例)
- 一般旅券発給申請書(5年用)
- 今持っているパスポート
- 顔写真(縦45mm×横35mm。オンライン申請の場合は写真データで提出)
- アメリカでの滞在資格がわかるもの(総領事館の指示による)
- 手数料
名前や本籍などに変更がある場合は、戸籍謄本などが必要になります。
必要書類は総領事館によって少しずつ違うので、申請前に必ず確認してください。
子どもの申請で気をつけること
- 申請書には、親(法定代理人)の署名が必要です
- パスポートを受け取るときは、原則として子ども本人が窓口に行く必要があります(赤ちゃんでも同じです)
- 受け取りまでの日数は総領事館によって違うので、受け取りの日まで考えてスケジュールを立てましょう
わが家の管轄の総領事館は家から遠いので、実際に行ったことはありませんが、出張サービスの予約は比較的取りやすいです。
子連れで受け取りの指定時間に行っても、待ち時間はほとんどなく、スムーズに受け取れました。
ただし、出張サービスでの受け取りだと、パスポートができあがってもすぐには受け取れません。
なので、パスポートの有効期限を確認して、余裕をもって更新するように心がけています。
アメリカのパスポートの更新(16歳未満)

アメリカ国籍の子どもは、アメリカのパスポートも必要です。
16歳未満の子どもは、大人のように郵送で更新することができず、毎回「新規申請」と同じ手続きになります。
手続きの流れ(一般的な例)
- 申請書 DS-11 を用意する(記入はできますが、サインは窓口で係員の前でします)
- パスポートを受け付けている郵便局などの窓口(Passport Acceptance Facility)を予約する
- 子ども本人と、両親2人で窓口に行く(片方の親が行けない場合は、同意書 DS-3053 などが必要)
- 出生証明書、親の身分証明書、写真、手数料などを提出する
通常の処理には数週間かかることが多く、追加料金を払えば早くなる「Expedited(急ぎ)」もあります。
処理期間はその時期によって大きく変わるので、国務省のサイトで最新の目安を確認しましょう。
わが家は、家の近くのパスポートの申請を受け付けている郵便局で申請しています。
予約をすればすぐに対応してくれて、事前に記入した申請書と必要な書類をしっかり確認して持っていけばスムーズです。
写真がなくても、追加料金を払えばその場で撮ってもらえるので、赤ちゃんや小さい子どもの申請も1か所で済んで簡単でした。
届くまではだいたい3〜4週間だったと記憶しています。
急ぐときは、追加料金を払えば早めてもらえるサービス(Expedited)もありますよ。
二重国籍の子どもの注意点:名前のつづりをそろえる
日本のパスポートの名前は、基本的にヘボン式のローマ字で書かれます。
アメリカのパスポートの名前とつづりが違うと、航空券の予約や出入国のときに困ることがあります。
アメリカのパスポートと同じつづりにしたい場合は、「非ヘボン式ローマ字」の申請や、別名の併記ができることがあります。
最初のパスポートを作るときや更新のときに、総領事館で相談してみましょう。
子どものパスポート写真のコツ

子どもの写真は、意外と撮り直しになりがちです。
- 無地の白っぽい背景で撮る(赤ちゃんは白いシーツの上に寝かせて上から撮る方法も)
- 目を開けて、正面を向いていること
- おもちゃや親の手が写らないようにする
- 日本とアメリカでは写真のサイズが違う(日本:縦45mm×横35mm、アメリカ:2インチ×2インチ)
今は日本のパスポートはオンライン申請が中心なので、わが家は写真もiPhoneで撮って、アプリにアップロードする形でした。
写真の規定がしっかり決められていて、認証される写真を撮るのに毎回苦労します。
アメリカのパスポートの写真は、申請する郵便局でその場で撮ってもらえます。
事前に用意しておきたい場合は、ウォルグリーン(Walgreens)などのドラッグストアでも、パスポート用の写真を撮ってもらえます。
日本のパスポートがオンライン申請に切り替わる前に利用したことがありますが、対応もスムーズで良かったです。
乳児や子どもは動いてしまったり、その時の機嫌で撮らせてくれなかったりすることもあるので、申請方法に合わせて写真の用意の仕方を考えておくと安心ですね。
パスポート更新のチェックリスト
- □ 日本・アメリカ両方のパスポートの有効期限を確認した
- □ 総領事館の予約を取った(必要な場合)
- □ 日本のパスポートの申請書・写真・必要書類をそろえた
- □ アメリカのパスポートの窓口を予約した(DS-11を用意した)
- □ 両親がそろって行ける日を決めた(または同意書を用意した)
- □ 受け取りの日まで考えて、航空券の日程を決めた
まとめ
- 子どものパスポートは5年で期限が切れるので、一時帰国の半年前には有効期限をチェック
- 日本のパスポートは在米総領事館で更新。受け取りは子ども本人が行くのが原則
- アメリカのパスポート(16歳未満)は両親がそろって窓口へ。処理に数週間かかることも
- 二重国籍の子どもは名前のつづりもそろえておくと安心
この記事がアメリカ在住の子どもの日米パスポート取得&更新について参考になったら嬉しいです!
パスポートの準備ができたら、次は荷物の準備です!
以下の記事では子連れ一時帰国のパッキングや時期についてご紹介しています。




