「パパは仕事で一緒に帰れない…。ママ1人で子どもを連れて、国際線に乗れるかな?」
アメリカ在住で一時帰国をするとき、ママ1人で子どもを連れて帰る「ワンオペ一時帰国」は珍しくありません。
でも、10時間以上のフライトを大人1人で乗り切るのは、やっぱり不安ですよね。
わが家は、これまでに2回、ママ1人で子どもを連れて一時帰国しました。
1回目は3歳半の長男と2人で、しかも妊娠中。
2回目は6歳になった長男と2人でした。
この記事では、
✔ ワンオペ一時帰国で大変だったこと・意外と大丈夫だったこと
✔ 出発前の準備(座席・荷物・同意書)
✔ 空港と機内での過ごし方
✔ 子どもが機内で吐いてしまったときの対策
✔ 日本に着いてからの移動
を、実際にママ1人で子どもを連れて国際線に乗った体験をもとにまとめました。
これからワンオペで一時帰国する方の参考になれば嬉しいです。
ワンオペ一時帰国を乗り切るポイント
結論から言うと、ワンオペ一時帰国は「準備」と「人に頼ること」で乗り切れます。
大事なポイントは、この4つです。
- 荷物は少なく、両手が空くようにする
- 座席は通路側(子どもは隣の窓側)を予約する
- 空港や機内では、航空会社のスタッフや客室乗務員に遠慮なく頼る
- もう1人の親の同意書を念のため用意しておく
大変だったのは、スーツケースなどの大きな荷物を大人1人で運ばなければいけないこと。
そして当たり前ですが、子どものお世話もすべて1人でしなければいけないことです。
一方で意外と大丈夫だったのは、ワンオペだと子どもも察するのか、予想以上にお利口さんでいてくれたこと。
フライト中に長い時間寝てくれたり、動画や塗り絵をして楽しく過ごしたり、飛行機を降りて眠くてもぐずらずに歩いてくれたりしました。
出発前に「ママ1人だから、いろいろ助けてくれるとうれしいな」と声をかけて、心の準備をさせておいたのが良かったのかもしれません。
わが家のワンオペ一時帰国
| 1回目 | 2回目 | |
|---|---|---|
| 時期 | 夏(約3ヶ月) | 夏(約1週間) |
| メンバー | ママ(妊娠中)+長男(3歳半) ※帰りはパパも日本で合流 | ママ+長男(6歳) |
| 航空会社 | ブリーズ航空・ZIPAIR | アラスカ航空・ハワイアン航空 |
1回目は長男がまだ3歳半で、初めての一時帰国でした。
長男はフライトの長さの感覚もわからないし、私も妊娠中で自分の体調を気にしながら、初めての子連れフライトだったので、ずっと気が張っていました。
2回目は、長男が成長していたことに大きく助けられました!
機内で映画を見たりゲームをしたり、ほとんど大人と同じように過ごせました。
食べ物も食べたいときに食べられる分だけ食べられるし、声をかけなくても、トイレに行きたいときにちゃんと自分で言えます。
基本的に、ほとんど手がかからなかったです。
妊娠中の一時帰国については、こちらの記事でくわしくまとめています。
出発前の準備
① 座席は「ママが通路側、子どもが窓側」
ワンオペだと、トイレに行くのも、荷物を出すのも全部ママ1人。
ママが通路側に座ると、ほかの人に声をかけずに動けるので、気持ちがかなり楽になります。
子どもは隣の窓側にすると、外を見て楽しめて、壁にもたれて寝やすくなります。
わが家のワンオペのときは、3人席なら通路側と真ん中、真ん中の4人席なら端の通路側とその隣をとりました。
通路側だと、トイレに立ちやすく、客室乗務員さんからも見えやすいので安心です。
座席の選び方は、こちらの記事でくわしく紹介しています。
② 荷物は「両手が空く」がいちばん大事
- 機内持ち込みはリュックにして、両手を空ける
- スーツケースはできるだけ預けてしまう
- 小さい子なら、抱っこひもやベビーカー(多くの航空会社で、搭乗口まで使って預けられます)
- 子どもにも自分の小さなリュックを持たせて、おもちゃやおやつを入れておく
1回目は、どのくらい持っていけばいいのかわからず、軽食やおやつ、機内で遊ぶおもちゃや塗り絵、シールブックなどが余るほどで、とにかく荷物が多くて重かったです。
2回目は、目を休めるための塗り絵や雑誌を1つずつだけ持っていきました。
ゲームや映画があればほとんどの時間を過ごせるので、遊び道具は少なめにして、軽食やおやつも最低限にしました。
キャンディ系(飴やハイチュウ)は少し多めに持っていき、耳抜きや退屈なときに食べられるようにしたのは正解でした。
ほかに必ず持っていくのが、酔い止めと着替えです。
長男は着陸のときに、気圧の変化で気持ち悪くなって吐いてしまうことがあります。
実際に2回目の行きの着陸のときも吐いてしまい、着替えを一式持っていって救われました。
靴まで汚れてしまいましたが、靴下と洗えるサンダルを履いていたので、新しい靴下に替えて、サンダルを洗って事なきを得ました。
替えの服はジップロックに入れておくと、汚れた服を入れて封ができるので、においも漏れにくくて便利です。
吐いたときに飛び散ることもあるので、親の着替えも忘れずに。
私も自分の着替えを持っていたので、着替えられて本当に良かったです。
酔い止めは、乗ってすぐに飲ませましたが、フライト中に寝てしまい、効果が切れる前にもう一度飲ませるのを忘れてしまいました。
長いフライトでは、効果が切れるタイミングも考えておくと安心です(飲ませ方や量は、薬の説明書や小児科の先生の指示に従ってください)。
機内持ち込みバッグの中身は、こちらの記事で紹介しています。
③ もう1人の親の「同意書」を用意しておくと安心
親が1人で子どもを連れて海外へ行く場合、航空会社や出入国の際に、もう1人の親が同意していることを示す書類(同意書)を確認されることがあります。
必ず必要なわけではありませんが、英語の同意書を用意しておくと安心です。
必要な書類は国や航空会社によって違うので、出発前に確認しておきましょう。
空港での過ごし方

- 時間に余裕をもって空港に着く(子連れだと、何をするにも時間がかかります)
- 出発前に、トイレと水分補給をすませておく
- 多くの航空会社では、小さな子ども連れは優先搭乗ができます。先に乗って、落ち着いて荷物をしまえます
- 困ったら、航空会社のカウンターやスタッフに声をかける
空港では、働いている人がみんな家族連れや子ども連れにとても優しく、保安検査や搭乗も優先してくれることが多いので、毎回快適です。
特に大変だったことはありません。
困ったことがあっても親切に助けてもらえることばかりで、毎回人の優しさに感動します。
機内での過ごし方
トイレ問題は「早めに・こまめに」
ワンオペでいちばん困るのが、ママがトイレに行きたいとき。
小さい子は1人で座席に残せないので、一緒に連れて行くことになります。
食事のカートが通る前や、子どもが起きているタイミングで、早めにトイレをすませておくのがコツです。
客室乗務員さんに頼っていい
食事のときに子どもの分を開けてもらう、荷物を上の棚から出してもらうなど、困ったことは遠慮せずに客室乗務員さんに頼みましょう。
子連れに慣れているので、快く助けてくれることが多いです。
いちばん大変だったのは、長男が吐いてしまったときです。
ちょうど着陸中で、シートベルトをして座っていなければいけなかったので、トイレに行きたくてもすぐには行けず困りました。
着陸してすぐにトイレに行かせてもらえて、着替えることができたので良かったです。
実は吐く少し前に、長男が「お腹が痛い」と言っていて、手持ちの薬がなく困っていました。
客室乗務員さんに聞いてみたら、子ども用の痛み止めをもらえて助かりました。
この経験から、子ども用の常備薬(いつも使っているもの)も手荷物に入れておくことにしています。
長いフライトは「乗り継ぎ」で分けるのもあり
6歳の長男と2人で帰ったときは、4時間のフライトでシアトルへ→シアトルで5時間ほど乗り継ぎ→成田まで9時間というルートで、これがとても快適で最高でした。
乗り継ぎ時間に余裕を持たせつつ、長すぎないようにするのがポイントです。
長時間フライトの過ごし方は、こちらの記事もどうぞ。
日本に着いてから

- 入国審査・荷物の受け取りは、子どもと手をつないではぐれないように
- スーツケースが多いときは、カートを使うか、家族に空港まで迎えに来てもらうと楽
- 到着した日は、無理に予定を入れない
1回目のワンオペのときは、家族が空港まで車で迎えに来てくれたので、とてもありがたかったです。
2回目は、成田エクスプレスで東京駅まで行き、そこからJR線で地元の近くの駅まで移動して、そこで家族に迎えに来てもらいました。
大きな荷物(スーツケース2個)を運びながらの、子どもとの慣れない電車移動はなかなか大変でした。
長男が6歳だったので、なんとか乗り越えられた気がします。
小さい子と2人の場合は、空港まで迎えに来てもらうか、スーツケースを宅配便で送るのもおすすめです。
まとめ:ワンオペでも一時帰国はできる!
- 座席はママが通路側、子どもが窓側
- 荷物はリュックで両手を空ける
- 念のため同意書を用意
- 空港や機内ではスタッフに遠慮なく頼る
- 長いフライトは乗り継ぎで分けるのもおすすめ
ママ1人での一時帰国は大変ですが、準備をしておけば乗り切れます。
この記事が、これからワンオペで帰る方の参考になればうれしいです。





