子連れで飛行機に乗るとき、意外と悩むのが「どの席を選べばいいの?」ということ。
アメリカ⇄日本は10時間以上の長時間フライト。
座席選びひとつで、親も子どもも過ごしやすさがかなり変わります。
わが家は6歳・3歳・1歳の男の子3人を育てていて、子連れで何度も飛行機に乗ってきました。
これまでに、ブリーズ航空とZIPAIR、アメリカン航空、アラスカ航空とハワイアン航空など、いろいろな航空会社・ルートで帰ってきました。
この記事では、
✔ 子連れにおすすめの座席・避けたい座席
✔ 5人家族の座席の並び方の例
✔ バシネット(赤ちゃん用ベッド)の予約方法と注意点
✔ キッズミール・ベビーミールの事前リクエスト
を、実際に子連れで飛行機に乗った体験をもとにまとめました。
これから子連れで飛行機に乗る方の参考になれば嬉しいです。
子連れ飛行機の座席選び|まず知っておきたい3つのこと
- 座席指定は、航空券を予約したらすぐにする(家族で並べる席やバシネット席は早く埋まります)
- 赤ちゃん(乳児)をひざの上に乗せる場合は、バシネットが使える席をねらう
- 2歳以上は自分の座席があるので、家族の並び方を考えて選ぶ
航空券をいつ買うかについては、こちらの記事でまとめています。
子連れにおすすめの座席

① バルクヘッド席(壁の前の席)
座席の前が壁になっている、各エリアの一番前の席です。
- 足元が広く、子どもが足元で少し遊べる
- 前の座席を子どもが蹴ってしまう心配がない
- バシネットを取り付けられるのは、多くの場合この席
ただし、ひじ掛けが上がらない(テーブルやモニターがひじ掛けに収納されている)、離着陸のときは足元に荷物を置けないといったデメリットもあります。
ひじ掛けが上がらないと、子どもを横にして寝かせられないので注意しましょう。
② 通路側の席
子連れだと、トイレやおむつ替えで何度も席を立ちます。
大人の誰かが通路側に座ると、ほかの人に気をつかわずに動けます。
また、通路側は客室乗務員さんとコミュニケーションがとりやすいのもメリットです。
③ 窓側の席(子ども用)

窓の外を見られるので、子どもが喜びます。
壁にもたれて寝やすいのもポイント。
窓側に子ども、通路側に大人の組み合わせがおすすめです。
④ 後方の席
後方はトイレに近く、空席があることも比較的多いエリアです。
ただし、トイレの前は人の出入りが多く、音や光が気になることもあります。
子連れが避けたい座席
- 非常口座席:緊急時に手伝う必要があるため、子どもや赤ちゃん連れは座れません
- 家族がバラバラになる席:予約が遅れると並びの席が取れないことがあります
- ギャレー(機内食を準備する場所)のすぐ近く:音や光で子どもが寝にくいことがあります
アメリカの航空会社の中には、小さな子どもと保護者が隣どうしに座れるよう、追加料金なしで席を用意する方針の会社もあります。
並びの席が取れなかったときは、航空会社に問い合わせてみましょう(条件は航空会社によって違います)。
5人家族の座席の並び方の例
国際線の機体は、エコノミーが「3-3-3」や「2-4-2」の並びになっていることが多いです。
- 2-4-2の場合:真ん中の4席に大人1人+子ども3人、通路をはさんだ席にもう1人の大人
- 3-3-3の場合:前後2列に分けて、大人1人+子ども2人の列と、大人1人+子ども1人の列にする
わが家の実際の並び方は、こんな感じでした。
- ママと子ども1人(3人席):3人席の通路側と真ん中の2席
- ママと子ども1人(真ん中の4人席):4人席の端の通路側とその隣、または真ん中の2席
- パパ・ママ・子ども3人分(真ん中の4人席):4人席の通路寄りに3席をとり、1歳半の次男はパパとママのひざの上を行ったり来たり
いろいろ試してみて思うのは、席はなるべく通路側に寄せて取るのがベストということ。
トイレに立ちやすく、客室乗務員さんにも声をかけやすいです。
逆に失敗したのは、1歳半の次男をひざの上(幼児運賃)で乗せて、13時間のフライトを乗り切ったこと。
航空券代は安くおさえられましたが、大人がまったく休めず、かなりしんどかったです…。
1歳を過ぎて体が大きくなってきたら、2歳未満でも子どもの座席を買うのがおすすめです。
バシネット(赤ちゃん用ベッド)の予約方法と注意点
バシネットとは?
バシネットは、バルクヘッド席の前の壁に取り付ける赤ちゃん用の簡易ベッドです。
長時間フライトでも、赤ちゃんを寝かせておけるので、親の負担がかなり減ります。
使える条件(目安)
- 座席を使わない2歳未満(ひざの上に乗せる幼児運賃)の赤ちゃん
- 体重などの上限は航空会社によって違います(例:JALの国際線では、体重10.5kgまでの2歳未満の赤ちゃん)
「2歳未満なら使える」というわけではなく、体重などの条件を超えると使えません。
また、条件を満たしていても、寝返りやおすわりで動くようになると、狭いバシネットから落ちてしまう心配があります。
バシネットが使えるのは、まだあまり動かない小さな赤ちゃんのうちと考えておきましょう。
予約の前に、利用する航空会社のサイトで条件を確認してください。
予約の方法
- 航空券を予約したら、すぐに航空会社へバシネットをリクエストする(ウェブサイト、アプリ、電話など。方法は航空会社によって違います)
- バシネットを取り付けられるバルクヘッド席を座席指定する
- 出発の数日前に、リクエストが通っているか確認する
- 当日もチェックインのときにもう一度伝えると安心
バシネットは1便に数台しかなく、先着順のことがほとんど。
予約したら早めに動くのがポイントです。
使うときの注意点
- 離着陸のときや、シートベルトサインが点灯しているときは、赤ちゃんをバシネットから出して抱っこする必要があります
- 揺れが多いフライトだと、何度も出し入れすることになり、せっかく寝たのに起きてしまうことも
- バシネットの近くは他の子連れ家族も多いので、お互いさまの気持ちで過ごせます
わが家は1歳半の子を連れて乗ったとき、すでに体が大きくてバシネットは使えませんでした。
13時間ずっとひざの上で、本当に大変でした。
バシネットが使えるのは小さい赤ちゃんのうちだけなので、1歳を過ぎたら子どもの座席を買うことも考えておくと安心です。
キッズミール・ベビーミールは事前にリクエスト
多くの国際線では、子ども用の機内食(キッズミール・チャイルドミール)や赤ちゃん用の離乳食(ベビーミール)を無料でリクエストできます。
- リクエストの期限:出発の24〜48時間前までなど、航空会社ごとに決まっています。予約したタイミングで一緒にリクエストしておくと忘れません
- 内容:キッズミールは照り焼きチキンやパスタなど、子どもが食べやすいメニューが多いです
- うれしいポイント:大人より先に配られることが多く、子どもを待たせずにすみます
ただし、機内食を食べてくれないこともあるので、食べ慣れたおやつや軽食も持っていくと安心です。
わが家もキッズミールを頼んだことがあります。
前回頼んだときは、照り焼きチキンとパスタでした。
もともと子どもが偏食なので、少しつまんだくらいで全部は食べませんでしたが、大人の機内食より食べやすい、子ども向けのメニューになっていて良かったです。
機内に持ち込んだおやつやグッズは、こちらの記事で紹介しています。
チャイルドシートを機内で使うこともできる
子どもに座席がある場合、航空機での使用が認められたチャイルドシートを機内に持ち込んで使えることがあります。
アメリカで販売されているものは「航空機で使用できる」という表示(FAA認証)があるかを確認しましょう。
使えるかどうか、どの席に取り付けられるかは航空会社によって違うので、事前に問い合わせておくと安心です。
まとめ
- 座席指定は航空券を予約したらすぐに
- おすすめはバルクヘッド席・通路側(大人)・窓側(子ども)
- 非常口座席は子連れでは座れない
- バシネットは数が少なく先着順。条件を確認して早めにリクエスト
- キッズミール・ベビーミールも予約と一緒にリクエスト
座席が決まったら、長時間フライトの過ごし方も準備しておきましょう。





