「アメリカで出産すると、いくらかかるの?」
「保険があっても、高額な請求が来るって本当?」
アメリカでの出産は、費用がとても高いと聞いて不安になりますよね。
わが家は、男の子3人ともアメリカで出産しました。
この記事では、
✔ アメリカでの出産費用(保険を使う前・使ったあと)
✔ 3人の出産で自己負担額がどう違ったか
✔ 請求書で驚いたことと、大変だったこと
✔ 事前に知っておけばよかったこと
✔ 出産前の準備と入院バッグの中身
を、アメリカで3人を出産したわが家の体験をもとにまとめました。
これからアメリカで出産する方の参考になれば嬉しいです。
※出産費用は、保険の種類や病院、住んでいる地域、出産の状況によって大きく変わります。この記事の金額は、あくまでわが家の一例です。くわしくは、必ずご自身の保険会社や病院に確認してください。
わが家のアメリカでの出産
わが家は、3人ともアメリカで無痛分娩で出産しました。
入院は、入院した時間帯や生まれた時間、産後の回復や赤ちゃんの様子にもよりますが、約2日間(48時間以内)でした。
たとえば三男のときは、こんな流れでした。
- 夕方に入院
- その日の夜に出産
- 次の日は1日病院で過ごす
- その翌日のお昼ごろに退院
日本の出産に比べると、入院期間がとても短いのも、アメリカの出産の特徴です。
アメリカの出産費用はいくら?(三男の場合)
結論から言うと、三男のときは、保険を使う前の請求額がママだけで約18,500ドルでしたが、実際に払った自己負担額は350ドルでした。
| 保険を使う前の請求額 | 自己負担額 | |
|---|---|---|
| ママ(入院中のすべての費用) | 約18,500ドル | 350ドル |
| 赤ちゃん(別で請求) | 約11,000ドル | 最終的に保険でカバー |
保険を使う前の金額を見ると驚きますが、保険によって自己負担額は大きく変わります。

3人の自己負担額の違い
3人とも、入っていた保険の種類も、出産したときに住んでいた地域も違ったので、自己負担額もバラバラでした。
| 保険を使ったあとの自己負担額 | |
|---|---|
| 長男 | 約5,000ドル |
| 次男 | 無料 |
| 三男 | 350ドル |
同じ家族でも、保険が違うだけで、これほど自己負担額が変わるのがアメリカの出産です。
保険選びがいちばん大事
三男のときは、夫の会社が用意している保険にいくつか選択肢がありました。
そこで、妊娠を見据えて、妊娠・出産の保障が手厚い保険を選びました。
これが本当に良くて、費用をかなりおさえることができました。
また、保険でカバーされる産婦人科や、出産する病院が家の近くにあったのも助かりました。
アメリカの保険は、保険のネットワーク内(in-network)の病院かどうかで、自己負担額が大きく変わることがあります。
通う予定の産婦人科や出産する病院が、保険でカバーされるかどうかは、事前に確認しておくと安心です。
請求書で驚いたこと・大変だったこと
- 請求書が数か月後に届く:「今さら?」と思うくらいのタイミングで来ることも
- 請求書がバラバラに届く:同じ出産でも、麻酔・入院・薬など、別々に請求書が来た
- 病院と保険会社のタイミングが合わないと、うまくカバーされないことがある
赤ちゃんの分の請求が別で来た
赤ちゃんの分は、ママとは別で請求書が来ます。
三男のときは、赤ちゃんを保険のプランに入れる手続きに時間がかかってしまいました。
そのため、本来なら全額カバーされるはずのところ、一部の金額が請求されてしまいました。
そのあと、保険会社と病院とのやりとりがとても大変でしたが、最終的にはちゃんとカバーしてもらえました。
請求書が届いたら、保険会社から届く明細(EOB:Explanation of Benefits)と見比べて、金額が合っているか確認すると安心です。
事前に知っておけばよかったこと
いちばん「事前に調べておけばよかった」と思ったのは、生まれた赤ちゃんを、スムーズに保険のプランに入れる手順です。
赤ちゃんの保険の加入には期限があることが多いので、出産前に、保険会社や夫の会社の担当部署に手続きの方法を確認しておくのがおすすめです。
赤ちゃんの分の請求が来る前に、どうしておけばよかったのかも、事前に調べておけばもっと楽だったと思います。
妊婦健診の費用
三男のときは、妊婦健診も全額カバーされる保険のプランでした。
ただし、妊娠していると確定する前の初診だけは30ドルかかりました。
妊娠中に一時帰国したときのことは、こちらの記事でまとめています。
出産前に準備したこと
赤ちゃんのお世話グッズは、出産前にひと通り準備しました。
生まれてから買っても間に合うものも多いですが、カーシート(チャイルドシート)だけは必ず事前に用意しておきましょう。
病院から家に帰るときに、カーシートが絶対に必要になるからです。
- お下がりを使う場合は、有効期限を必ず確認:アメリカのカーシートには使用期限があります
- 決められた方法で、しっかり取り付けられているか確認
産後のケアに必要なものは、すべて病院でもらえたので、特に準備は必要ありませんでした。
日本から買っておきたいベビーグッズは、こちらの記事で紹介しています。
出産・入院バッグの中身
ママ用
- 洗面用具
- ラウンジウェア(授乳ワンピースやパジャマ)
- 授乳ブラ 2枚
- ハンドタオル
- メガネ
- 水筒
- はき心地のいい靴下
- シャワー用のサンダル
- 病院内を歩く用のサンダル
- 自分のブランケット
- 母乳パッド
- 乳頭ケアクリーム
- Haakaa(ハーカー):シリコン製の手動搾乳器。授乳中に反対側の胸につけておくと、漏れてくる母乳をキャッチしてくれる
- 長めのスマホの充電ケーブル
- モバイルバッテリー
- イヤホン
- 退院するときの服(入院したときの服と同じでもOK)
- 電解質ドリンク(BODYARMORなど)
- おやつ

赤ちゃん用
- 退院するときの服 2セット
- カーシート(車に乗せておく)
- カーシートカバー・授乳ケープ
- サウンドマシン(ホワイトノイズの出る機械)
- おくるみ(スワドル)
- げっぷ用のタオル(バープクロス)
病院のベッドまわりはコンセントが遠いことがあるので、長めの充電ケーブルがあると便利です。
まとめ
- 三男のときは、保険を使う前の請求額がママだけで約18,500ドル、自己負担は350ドル
- 3人の自己負担額は約5,000ドル・無料・350ドルと、保険によって大きく違った
- 妊娠を考えているなら、妊娠・出産の保障が手厚い保険を選ぶのがおすすめ
- 請求書は数か月後にバラバラに届くことも。赤ちゃんの分は別で請求される
- 赤ちゃんを保険に入れる手順は、出産前に確認しておく
- 退院のときに必要なので、カーシートは必ず事前に用意
アメリカでの出産は費用が心配になりますが、事前に保険を確認しておくだけで、安心につながります。
アメリカでの離乳食の進め方は、こちらの記事でまとめています。




